はま寿司で濃厚北海道味噌ラーメンを食べてきました。
深みのある味わいで美味しかったですね~リピ決定ってかんじです。ラーメン専門店に負けない実に美味いラーメンでした。
はま寿司さんのラーメンは何度か食べたことがありますが、どのラーメンもクオリティが高くて美味しいんですよ。今回も期待を裏切らず大満足させてくれました。
はま寿司さん、お見事!
濃厚北海道味噌ラーメンは期間限定メニューで価格は税込418円です。
(都市型店舗だと価格が少し高くなります)
持ち帰りは不可です。
「味噌ラーメン」と聞くとついつい食べたくなっちゃうんですよね~。
そして味噌ラーメンに対して厳しいジャッジをしてしまいます。
私は北海道出身なのですが、北海道は美味い味噌ラーメンの店が多いのでつい厳しい目で味を評価しちゃうのです。
もし北海道に行く機会があれば、お魚だけでなく、ぜひラーメンも召し上がってみてほしいです。
(札幌方面は味噌・函館は塩・旭川と釧路は醤油が主流です)
それでは、はま寿司の濃厚北海道味噌ラーメンを見ていきましょう。
今回は、はま寿司川崎等々力店におじゃましました。
予約はしていないので、店内に入って受付機を操作して席を確保します。
こちらが受付機です。
操作して席を確保します。
今回は予約していないので「お店で受付のお客様」のボタンを押して発券します。
発見された券に書かれた番号の席に向かいます。
平日の場合、お昼を過ぎてから夕方前までだったらすいているので予約をしていなくてもスムーズに席に座れます。
受付機の近くに案内状況のパネルがあります。
案内状況を見ると、すっからかんなのがわかりますね。
それでは席の様子を見てみましょう。
広々〜なテーブル席ですが椅子の角度が直角なので、腰痛の病気持ちにとっては負担の大きい椅子です。長居させずに回転率を上げる戦略なのかな。
まぁね、お寿司というのはサクッと食べてさっさと帰るのが「粋」ってもんですよ。
席に着いたのでテーブルの様子も見てみましょう。
テーブルには、醤油・わさび・ガリなどなど調味料などが置いてあります。
ウェットシートと個包装の割りばしはレーンの上に置いてあるカゴに入っています。
注文した商品はレーンから流れてきます。
ラーメンもレーンから流れてきます。
注文の仕方はタッチパネルでおこないます。
さっそくタッチパネルで注文をします。
お目当ては濃厚北海道味噌ラーメン。
味噌バターコーンも魅力ですね~そそりますね~!!
いやいや、まずはストレートな味を楽しみたいので濃厚北海道味噌ラーメンを注文します。
坦々麺も美味そうだけどまた次回だな~誘惑が多くてまいっちゃうな!
さて、注文をして5分~10分程度でラーメンがレーンから流れてきました。
濃厚北海道味噌ラーメン、どんな感じか見てみましょう。
どんぶりの上に蓋がしてありますね、蓋の上にれんげが乗っかっています。
アッツアツのラーメンを届けようとしてくれる気遣い、素晴らしいですね。
※レーンから受け取る時は両手でどんぶりをしっかり持ってテーブルへ運びます。
食べながらや話しながらレーンから取るとひっくり返したりするのでお気をつけください。
スープがアツアツなので火傷しないよう、受け取る際は意識を集中です!
ではでは~蓋をオープンしてみましょう。
蓋をオープン〜。
ほほぅ…スープの色がいい感じじゃないですか!
味噌の色味が濃ゆくてこれはなんとも美味そうです!
そして味噌のいい香りがほわわぁ~~んと湯気と一緒に立ち上って…あぁ…いい香り。
味噌の香りって心が落ち着きますね。
半熟の味付けたまごとネギの緑色が色味が鮮やかで、見ただけで食欲が増します。
では、アッツアツのうちにいただきましょうか!
まずはスープから。
スープだけをれんげですくって、スープそのものの味を楽しみます。
うん、美味しいわ。
味噌のコクと甘みと塩気がしっかり強めに感じますね。
味噌はおそらく2種類くらい使って合わせているんじゃないかな?
甘みと塩気とコクが混ざり合った深みのある味わいです。
調べてみたら、なんと3種類の味噌を使用しているそうです。
3種類使うなんて、本気やないか!
油分もくどさを感じないほどよい量、これくらい油が入っていると体の芯から温まります。
油がまったく入っていないと体の芯まで温まらないんですよ。
極寒の北海道で生き抜くには油は大事なんですわ。
味噌も体を温めてくれる食材です。
味噌ラーメンは体の奥底から温めてくれるので、寒い日や風邪をひきそうな時におすすめですよ。
ん~スープが美味いねぇ、奥深い味わいでれんげを持つ手が止まりません。
飲み干しちゃいそうで危ない危ない…。
そろそろ麺をいただきましょうかね。
麺の量は一般的なラーメン屋さんの半量と言った感じです。
麺はやや太めの縮れ麺。
味噌のスープをからませるには最適な麺です。
麺の色が黄色なのがまたいいですよね。
味噌ラーメンには黄色くてちぢれている麺が主流のような気がします。
これが蕎麦のような色だったらだいぶ印象が違いますね…。
スープと麺を堪能しつつ、トッピングも味わってみましょう。
トッピングは半熟味付け卵とチャーシューと白髪ねぎとねぎ。
ねぎを2種類入れる所が素晴らしいね、それそれ味が違うのでスープをより楽しめます。
チャーシューが入っていると豪華ですね。
薄くスライスされていて食べやすく、柔らかいのでスープとよくからんでいます。
臭みがないチャーシューで美味しいですね。
たまにラーメン屋さんに行くのですが、肉の臭味が強いチャーシューの時があるんですよね…。食べたことがないチャーシューを食べる時はドキドキします、まるでギャンブルのようなものです。
半熟卵は半熟ぶりが丁度よくてこっくり甘みがあって美味しいですね。
スープに沈めて卵にスープにからめるとより美味しいです。
とにかくなによりもスープが美味しい。
このスープに白飯ぶっこむと美味そうだな~。
半分くらい食べたので味変~!
七味唐辛子を投入します。
七味唐辛子や胡椒などの調味料は、食べる前にかけちゃってもいいけど、
私はまずはスープと麺の味をストレートで堪能してからかけるようにしています。
七味を入れるとピリッとかすかな辛味がして味噌の味がより引き立ちますね。
七味はいろいろな香りがして味噌ラーメンがより美味しく、風味を楽しめて面白いです。
半分くらい食べてもまだアッツアツです。
お寿司屋さんって店内が冷えているのでこの温かさはありがたい…。
後半戦はスープのコクと旨味をゆっくりじっくり味わい、スープが絡んだ麺を無我夢中ですすり堪能します。ん~美味い。
スープと麺が見事に調和しています。
トッピングもでしゃばることなく、スープと麺を引き立てています。
主役はスープと麺!という感じが伝わります。わかっておるのぅ。
ラストにスープを一気に飲み干します。
ラストはれんげを使いませんよ~。
やっぱりどんぶりから一気に飲み干してこそ、ラーメンの美味さを味わえるんじゃなかろうか。
どんぶりから直に喉へ、これが一番よ。
ふぅ~美味かった!寿司屋のラーメンとはいえない圧倒的クオリティ!
大満足だよ~それに寒かったから体の中があったまって良い気分。
さて、なぜ味噌ラーメンには黄色い麺なのか気になったので調べてみました。
北海道のラーメンの歴史を紐解くと、
実は昭和20年頃は製粉技術の未発達などの関係で、ラーメンの麺は茶色めの麺でした。
茶色ではどうも見た目が美味しそうに見えない…。
そこで卵を入れて麺を作ってみたら鮮やかな黄色で美味しそうに見える!という流れで黄色い麺が開発されました。
卵のたんぱく質は熱で固まる性質があり、スープの中でも麺が伸びにくい特徴があります。
卵が入っているので栄養価も高く、食感もなめらなか口当たりになります。
同じくらいの時期に、ちぢれ麺も誕生しました。
このちぢれている麺が生まれたのは、過酷な寒さが関係しています。
マイナス20℃以下という寒さで暮らしていると、手と指が思うように動かなくなるんですよね。
麺を食べようとして箸で麺を持ち上げたくても、うまく箸を扱えないのです。
戦後・昭和初期の頃は過酷な力仕事をしている人がとても多かった時代です。
極寒の中一日中力仕事をしていると体も手も疲れと冷えで手が動かない…食べにくい…。
そんなお客様の様子から試行錯誤して生まれたのが今も受け継がれている「黄色くてちぢれた麺」です。
麺が箸から滑り落ちないように、麺が冷めないように、麺に美味しいスープがからんで風味が増すようにと開発されました。
昔の人の「知恵」「美味しさの追求」には驚愕します、ほんとうに素晴らしいですね。
この黄色い麺は私は「たまご麺」と子供の頃から呼んでいました。
関東に住むようになってからも、この黄色くてちぢれた麺を時々買って食べています。
これからも受け継がれていってほしいですね。
歴史を紐解いていくと面白いですね。
さて、そろそろ会計してお暇します。
会計はZSC(ゼンショーサポーターズクラブ)の券を使います。
ZSC(ゼンショーサポーターズクラブ)の券です。
ラーメン100円引き。
ごちそうさまでした。
美味しい味噌ラーメンでした。北海道出身の私をうならせるほどの美味さでした。
こっくり濃厚な味噌のスープと、スープによくからむ美味しい麺の見事なハーモニー。
味噌ラーメン激戦区の札幌でラーメン屋さんとして出店したら繁盛するんじゃないかと思ってしまいます。
2月は寒さが一番厳しい時期。
ぜひ、はま寿司のアッツアツで美味しい濃厚北海道味噌ラーメンを食べてあたたまってください!
はま寿司 川崎等々力店
営業時間 月~金 11:00~23:00/土日祝 10:00~23:00
※最終入店 閉店30分前
※ラストオーダー 閉店15分前
(営業時間は変更になる場合があります。訪れる前にご確認ください)
〒211-0051神奈川県川崎市中原区宮内4-7-11