ずっと前から気になっていた、吉野家の【缶飯牛丼 非常用保存食】を食べてみました。
日本は地震や災害が多すぎなので、自分の身は自分で守らんとな…と思うんですよね。
生き残った時のことを考えて少々備えておこう…ということで、非常食などなど真剣に備えていこうと思います。
吉野屋の缶飯牛丼というのは簡単にご説明すると、
・牛丼味のお肉と玉ねぎと、つゆがしみた玄米ご飯が入っている。
・缶切り不要の蓋
・温めなくても蓋を開ければすぐ食べらる。(お湯があれば温めるとより美味しい)
・1缶の価格は約650円~750円くらい、店によってバラつきがあります。
・賞味期限は製造日から3年です(店によって短い期限のものが販売されている時があり注意です)
吉野家の缶飯牛丼、どんなかんじかご紹介していきます。
缶の側面に原材料や食べ方などが記載されています、ちょっと見ていきましょう。
食べ方は缶詰なので開けたらすぐ食べられます。
缶切り不要のパッキンタイプの蓋なので缶切りがなくても食べられるのは大きな利点です。
災害時にもしお湯を準備できるならお湯で温めたほうがより美味しいですね。
お湯で温める場合は缶のままお湯に入れます。
災害時、できることなら温かい食事がとれるといいんだけど…。温かい食事はお腹や気持ちをほっとさせてくれるのでね。
カセットコンロとガスと鍋と水は備えておきたいところです。
続いて原材料を見ていきます。
吉野屋の缶飯は、お肉とたまねぎと甘じょっぱい味のつゆとご飯が入っています。
ご飯は「金のいぶき」という玄米を使用しています。
「金のいぶき」は白米と比べると栄養価が高く、白米と比べ食物繊維が7.8倍、ビタミンEは26倍あります。
災害のあとしばらくは野菜や栄養バランスがとれた食事を摂る機会はほぼないので、玄米の栄養素は大きな魅力ですね。
脂質・たんぱく質・炭水化物は体を動かすエネルギーになります。
この缶飯と合わせて、味噌汁やスープを一緒に食べればより栄養価がよくなりますね。
賞味期限は製造から3年…のはずが。
つい数日前にスーパーで買ったばかりなのにあと1年半もないなんて…スーパーの品質管理はテキトーだね〜。久しぶりにビックリしたわ。
買うときは賞味期限をチェックしたほうがいいですね、要注意です。
ではさっそく食べる準備をします。まずは湯煎をしてあたためます。
今は災害時ではないので、ガスでお湯を沸かして缶飯を湯煎します。
10分ほどぐらぐらとお湯で湯煎します。
缶が手に持てないほど熱くなるのでトングがあれば準備しておきます。
なければタオルかミトンか軍手などで手を保護して、缶をお湯から取り出します。
10分ほど湯煎したのでトングで缶を取り出します。
熱いし、すべるし、ゆっくり気をつけて…。
缶があっつい〜。
とりあえずタオルへ置いて、ついでに水滴をふきふき。
さて、蓋を開けてみましょう。
蓋も熱くなっているのでタオルかなにかで指先を保護しつつ蓋を開けます。
パッキン…と蓋を開けると。
お、おぉ〜…肉だ。牛丼だ。
見慣れた牛丼があるぞ…これは災害時に見たら心が和みますね。
見慣れたものを見る、食べ慣れたものを食べるって、結構ね、大事なことなんですよ。
心と身体が落ち着くんですよね。
お〜やわらかいお肉ですね、まさしく牛丼。
普段食べる牛丼よりやや甘めの味かな?お肉だけでなく玉ねぎも入っています。美味しいですね。
甘じょっぱい味は日本人なら好きな人が多いだろうし、安心する味です。
店で食べる吉野家の味とほんの少し違うけど、いやいや充分美味しい味ですよ。
さて、ご飯も食べてみよう。
ご飯は白米ではなく玄米です。
牛丼のつゆが染み込んでいて味がしっかりついています。
玄米ご飯はかなり柔らかめなので噛む力がない方も食べられる柔らかさ。
おかゆまではいかないけどかなり柔らかめ。
小さな子供からお年寄りまで、年齢問わず食べやすいんじゃないかと思います。
玄米なのでプチプチとした食感がありますね。
お肉もご飯も、とろみがあるので飲み込みやすいですね。
災害時は飲み水を手に入れるのは簡単ではないので、水分多めのご飯やおかずのほうが体が脱水状態になりにくいのでいいんじゃないかと思います。
牛肉の脂もあるから温めて食べると身体の芯から温まりますね。
なんといっても缶のまま食べられるのもいいですね。
災害時にお皿はまず用意できないし、皿を洗うにしても水が必要になるし。
缶のまま食べられる、袋のまま食べられる、そんな非常食を用意しておきたいですね。
お皿にうつして食べてみました。
お肉はほろほろやわらか、玄米ご飯はとろみとプチプチ食感。
お醤油と砂糖の甘じょっぱい味。
良い味で臭みもなくて最後まで美味しく食べられました。
量が160グラムと1食としてはかなり少なめなのでこれひとつではお腹がすきますね。
なにか足さないとすぐお腹がすきそうです。
気になる点は玄米ご飯の柔らかさとプチプチ食感ですかね…私は柔すぎるご飯と、玄米や雑穀米の食感が苦手なのでちょっとこの食感が気になります。
もう少し食べ慣れておいたほうがいいかな~何回か買って食べ慣れておくとよさそうです。
とはいえ、肉と飯が簡単に同時に食べられるのは災害時にはかなり助けられます。
甘じょっぱくて美味しいし、これはなかなか良い非常食です。
それに肉と飯って、なぜかわからないけど気持ちが上がるんですよね~。
これってとても大切なことだと思います。
災害の後はどうしてもね、気持ちが滅入っちゃうので…この缶飯でほんの少し元気になれそうな気がします。
この缶飯を1個食べるだけでも体から力が湧きそうです。
あとはフリーズドライの汁物や缶詰などなど…うまく合わせていけばなんとか1日生きていける食事になりそうです。
今回は吉野家の缶飯牛丼 非常用保存食をご紹介してみました。
災害に備えてちょこっとずつ、あせらずゆっくり。お水やカセットコンロなど…自分に必要なものや美味しくて日持ちする食事などを揃えていきたいですね。
吉野家
缶飯牛丼 非常用保存食
吉野家の非常用保存食「缶飯」シリーズとして、
牛丼の他に「缶飯焼鳥」「缶飯豚丼」「缶飯塩さば丼」もあります。
お店だとなかなか見つからないのでネットで買うのが便利です。