【日本橋弁松総本店】並六弁当の美味さに驚愕!

弁松の並六を食べてみました!


今回は日本橋弁松総本店さんのお弁当を紹介するのですが、最近、日本橋散策にハマっていまして。
日本橋散策する際に色々調べていた時に弁松さんのお弁当を知りました。

弁松さんは2023年で創業173年を迎えた折詰弁当専門店です。
なんと、日本最古の折り詰め弁当専門店だそうです。すごい…!

弁松さんのお弁当は見た目は渋い地味なかんじですが、目を惹く美しさと潔さがあります。

甘辛味の濃い目の味付けのおかずに、美味しく炊きあげられたご飯。
どシンプルだけど、舌と記憶に浸透して忘れられなくなる味です。
華やかさはないけど、ひとつひとつのおかずを丁寧に作っているのが食べてみてすぐわかります。
ご飯も素晴らしく美味しいです。
お米を正しく研いで正しく炊き上げているからこそ出せる美味しさです。

古くから伝わる江戸の味、時代が移り変わろうとも守ってきた味、受け継がれてきた味。

薄味を好む方には濃くて食べられないという方もいるかもしれません。
最近の弁当ではめったにお目にかかれない濃い目の味付けですね。
私は北海道出身ですが北海道は基本的に味が濃い傾向なので弁松さんの味付けはとても美味しく感じます。

弁松の味はこの濃い味付けだからこそ美味しいのだと思います。
身勝手な意見に振り回されず、これから先も変わらないでいてほしいと願います。

それでは弁松さんのお弁当、【並六/白飯弁当】をご紹介していきます。

日本橋はかつて、経済・商業・物流や娯楽・金融の中心地として栄えた街。
日本橋誕生から400年以上経っても、今もなお、栄えた街の名残はあるようです。商業地帯特有の活気ある雰囲気と城下町のような品の良さもある、なんとも趣のある街だな~と思います。

江戸時代はどんな感じだったのかな~と思いをはせながら歩くとより楽しめます。
日本にはまだまだ素晴らしい景色が残っていますね。

日本橋付近には細かい飾り細工を施した建築物が数多くあるので、細工を見ながらゆっくり過ごすのもいいですね。
無料の巡回バスも回っているのでバスに乗って景色を見るだけでも楽しいので、お休みの日にぜひご活用ください。
(メトロリンク日本橋メトロリンク日本橋Eライン)


弁松さんのお弁当をご紹介していきましょう。

まずは弁松のお弁当をどこで買えるのか、見ていきましょうかね。
なんとですね、悲しいことに神奈川県には弁松を売っているお店がありませんでした…。泣。

日本橋付近で弁松さんのお弁当を販売しているのは、
弁松の総本店、そして百貨店の三越日本橋店と髙島屋日本橋店です。


その他に、弁松を取り扱っている取扱店は
伊勢丹新宿店・大丸東京店・三越銀座店・髙島屋新宿店・西武池袋本店・西武渋谷店・明治屋広尾ストアー・明治屋京橋ストアー・そごう千葉店・ピーコックストア(下北沢店など、十数店舗で扱いあり)です。


あれ…神奈川県がないような?
工場で作ったお弁当を神奈川に運ぶのはちょっと遠いのかな?(弁松の工場は江東区)
千葉に行けるなら神奈川にも行けるんじゃね?と思ったら江東区からだと神奈川は意外と遠いんですね。

品質管理上、神奈川に進出するのは難しそうですね。残念。

まぁね、美味しいお弁当一つ買うために日本橋や銀座に出かけるのもいいものです。
美味いもんのためな~ら~買いに行きますとも。
美味しいものは心を動かし、重い腰さえも動かすものです。

弁松のお弁当、購入したのは「並六/白飯弁当」です。
どんな感じか見ていきましょう。


購入した場所は日本橋三越の地下食品売り場です。

「並六/白飯弁当」の価格は税込1350円です。
並六弁当はおかずとご飯がわかれている二段式です。

ご飯は2種類ありまして、白飯・赤飯から選べますが値段が変わります。
白飯は税込1350円、赤飯だと1512円。
ご飯が付かない単品の並六は価格1091円です。
(単品は1段です(

私が買いに行った時は、たこ飯も選べましたが初めて食べるのでシンプルに白飯を選択。
(たこ飯はもう少し値段が高かった気がします、うろ覚え)

この日はホテルに泊まったので、ホテルで食べることにしました。
弁松さんのお弁当は貫禄のある包装紙に包まれています。無駄な装飾も色もないのに品の良さを感じます。

原材料を見てみると、ご飯に酢が入っているようです。
お酢を混ぜてご飯を炊くとご飯が痛みにくくなるんですよね、昔ながらの知恵ですね。

おかずは、小梅、白いんげんの豆きんとん、玉子焼、めかじき照焼、かまぼこ、甘煮(たけのこ、生麩、蓮根、こぼう、椎茸、さやえんどう、里芋)、生姜と昆布の辛煮です。

ん~どんなお弁当かな、楽しみですね。
包み紙を外してみましょう。

包み紙をはずすと、木の箱があらわれました。
木の良い香りがふわふわ~んっと漂って、部屋全体が木の香りで包まれます。
良い香り…心が落ち着く香りです。

この木の箱は経木(きょうぎ)の折です。
弁松さんでは主にエゾ松が原料です。優れた通気性、殺菌効果もあります。

木の箱は余計な水分を吸い取るのでご飯がより美味しくなるんですよね。

それでは、
並六/白飯弁当のおかずとご飯をじっくり見ていきましょう。

並六/白飯弁当は二段になっています。

うぉぉ…なんというか、潔さを感じますね。渋い。
【これが弁松だ黙って食え】と言っているような、毅然とした姿です。

年を取るとこういった煮付けと白飯の、どシンプルな弁当に惹かれるのはなぜなのでしょうか。
煮付けと白飯の美味い記憶がDNAにでも植え付けられているのでしょうかね。

おかずの段から見ていきましょう。

茶色のおかずがたくさんですね、たまらんな〜。白飯には茶色のおかずですよ。
地味で映えないけれど、これこそ鉄壁の美味い弁当ですよ。
インスタ映えとかうるせーわと思ってしまいます。(おっと、言葉が悪いですねすみません…)

白飯。
ご飯一粒一粒がビシッと立っていて、キラキラときらめきがありますね。これは美味そうだ!

見ているだけでお腹がすいてきます。
では、いただきまーす。

まずはご飯から。

ご飯だけの味を知りたいので、ご飯だけを口に含みます。

ツヤツヤ、しっとりとしたご飯ですね…わぁ…美味しーい!

目を見開くほど驚く美味しさ。
こ、これは素晴らしい炊き具合!研ぎ具合!水分量も完璧…見事な技ですよ。

噛めば噛むほど米粒からほのかな甘みが出てきます。
美味い。あぁ…なんて美味い飯なんだ。
飯が美味いってもうこれだけで十分ですよ。最高の幸せですよ。
お米の美味しい国に生まれてよかったなぁ。

おかずもいただきます。
甘煮のしいたけです。

しいたけってなんでこうも煮汁を吸い込んでいるのでしょうか。
頬張って噛むと、ぷにゅっっとしたしいたけの果肉から、煮汁がプッシャーと溢れ出します。
しいたけの旨味と砂糖と醤油、三位一体の旨味が味覚を刺激しますね~。
かなり濃いめの味付けですが美味い。
このしいたけ一つでご飯をどんどん食べてしまいます。

美味い、あまじょっぱくて美味いよ。ガツンとくる美味さだわ。

甘煮のたけのこ。

よく味が染みています。
甘さとしょっぱさが強めだけど、しいたけとはまた違う旨味です。
たけのこの甘みで違いが出てるのかな。

えぐみやにがみがなく、とても美味しい。シャキシャキした歯応えがご飯をすすめさせます。

めかじきの照り焼きです。

やや硬めだけど歯応えのあるおかずがあると満腹中枢が刺激されて満足感が出ますね。
この硬さがまたいいですね。

硬いもの、柔らかいもの、ぷりぷりしたもの、食材それぞれの食感を楽しみながら食べすすめていきます。
弁松さんのお弁当はいろいろな食材の旨味と食感の違いを楽しめるのがいいですね。

めかじきの照り焼きもしっかりした味付けで飯が進みます。やばいな飯が足りなくなりそう。

玉子焼きです。大ぶりで嬉しいな~。
お弁当に入っている玉子焼きがちっこいと少し寂しいんですよねぇ。

箸で持ち上げると割れそうになるくらい柔らかな仕上がり。

味付けは甘みより醤油が少し効いていますね。醤油味の玉子焼き、久々に食べたなぁ。

玉子焼きの味付けはさまざまありますが醤油が少し効いた玉子焼きも美味しいですね。

ん〜ご飯のおかずにもいいけど日本酒のつまみにも良さそう。
ほろりと崩れていく柔らかさと滑らかな舌触りでとても良い気分にさせる食感です。
美味しい。

煮物より控えめな味付けなので箸休めになる感じです。

しょうがの辛煮です。
カリッとポリッとした食感で、噛むと生姜特有の辛味が舌と脳を刺激します。
あまじょっぱいおかずのあとの辛味、味覚を新鮮にしてくれますね。

さやいんげん。
こちらはかなり薄めの味付けなのでさっぱりします。

濃い味が続いた後にさっぱりシンプルな味が来ると舌がリフレッシュします。
リフレッシュすると、まだまだ飽きずに食べ続けられますね。
地味な見た目なのに計算された構成です、見事です。

箱のはしっこに、とろりとしたものが。
これはなんだろう…と口に含むとガツンとした強めの甘味。
こちらは、豆きんとんです。

甘い。かなり甘い。超甘党な私でもうなる甘さ。
でもね~これがまた美味いんですよ。ちょいちょいつまんでしまいます。

あまあまの甘ったるさなのに、なぜか味覚がリセットされる摩訶不思議さ。
ただの煮豆よりガツンと残る印象です。
いや~いい仕事してますなぁ。
おかずとおかずの合い間に食べても、食後のスイーツとし食べても良しです。美味しい。

甘煮のれんこん。
シャキシャキ、シャクッとした食感が楽しい。
甘辛い味付けです。ただしょっぱいのではなく、れんこんの甘みもきちんと感じる味付け。
あまじょっぱさにご飯が進みます。

ご飯がもちもちつやつやしていて美味いよ〜。
やばい、あまじょっぱいおかずが多くてご飯をもりもり食べてしまいます。
ご、ご飯が足りぬ。

甘煮のごぼう。
側面がツヤツヤしていてとても美しいですね。
ツルツルとしていてザラつきがまったくない…どうやって皮を剥いているんだろう?

色も美しいですね、芯まで煮汁を蓄えていて色味がきれいです。
噛むと煮汁がじゅわ…っとあふれ出てきます。
ごぼうの香りと味もしっかり残っていて美味しいです。

自分でごぼうの煮物を作ったことがありますがこれほど中心まで煮汁が染み込んだことはないですね。うーむ、どうやって作っているんだろう?
皮の剥き方はどうやっているんだろう?と、職人技に感心してしまいます。

歯応えのあるおかずの中に、クニュ…した食感が現れると意識が変わりますね。
こちらは甘煮の、つと麩というお麩です。

つと麩、というものは私は今回初めて食べたものですが、京都でお馴染みの生麩に近い食感です。

甘辛い濃い味のはずなのに麩の味が加わっているからか少し優しめの味に感じます。
噛むごとに煮汁があふれてきて、いや~これは美味いわ。
食感が野菜とは違うので楽しいですね。

甘煮の里芋です。
皮むきがていねいにされていてとても美しい形ですね。

ねっとりとした感触、やわらかな里芋の甘みがじんわりと舌に伝わります。
甘辛いお醤油とお砂糖の味がしみこんでいて美味しい。

あまじょっぱいおかずを堪能した後は、さわやかな酸味の小梅で締めます。
カリポリとした食感と酸味で味覚がさっぱりとしていきます。
締めにふさわしい一品です。

ごちそうさまでした。は~美味しかったなぁ。

おかずが濃い目の味付けだからご飯をもりもり食べたら足りなくなりますね。
後半、ご飯をちょびちょび食べてどうにか間に合わせたけどまったくもって飯が足りねぇ…。
ご飯単品でも売っているのかな?売っていたらご飯も追加購入しよう。

弁松のお弁当、並六/白飯弁当の美味しさを熱く語ってみました。

ただしょっぱいだけでなく、ひとつひとつの食材を丁寧に調理し、
食感と味わいを大切にしているのがわかります。
同じような味付けに感じるのに、噛むごとに食材のもつ旨味がじんわりとあふれてきて
とても美味しいおかずたちでした。ひとつひとつそれぞれ違う食感と旨味を楽しめました、大満足です。
おかずも美味しかったけどご飯の美味さはさらに素晴らしかったです。
見事な職人技です。

しょっぱいものを食べた後は水分補給を普段より多めにするといいですね。

是非一度弁松さんのお弁当を食べてみてほしいです。
「古くから受け継がれてきた江戸の味」をぜひどうぞ。

【日本橋弁松総本店】
販売場所
弁松の総本店・三越日本橋店・髙島屋日本橋店・伊勢丹新宿店・大丸東京店・三越銀座店・
髙島屋新宿店・西武池袋本店・西武渋谷店・明治屋広尾ストアー・明治屋京橋ストアー・
そごう千葉店・ピーコックストア(下北沢店など、十数店舗で扱いあり)

公式HP
https://www.benmatsu.com/products

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